カテゴリ:火災、落雷、破裂・爆発(残存物取片づけ費用、損害防止費用)
電気ストーブに毛布がかぶさり出火【建物】【家財】(茨城県在住のS様)
寒い冬の夜、S様は帰宅し、子供の寝顔を見ようと2階の子供部屋を開けたところ、電気ストーブ付近から火が出ているのを発見しました。
出火に気付き、洗面所の水で消火することができましたが、天井の壁の一部、ベッド、電気ストーブなどが燃えてしまいました。
ベッドの近くにおいていた電気ストーブに、毛布がかぶさったことが出火の原因でした。
被害額:¥650,500
建物の損害 : ¥320,000
- 仮設工事
- 解体工事
- 木工工事
- 内装仕上工事
家財の損害 : ¥330,500
- ベッド、マットレス羽毛布団、毛布など
- 電気ストーブ、ホットカーペット
【お支払いした保険金】
損害保険金(保険金額限度) | : ¥650,500 |
残存物取片づけ費用(損害保険金×10%限度 ※1) | : ¥65,050 |
臨時費用(※2) | : ¥195,150 (※3) |
合計 ¥910,700
- ※1 「残存物取片づけ費用」は、「基本補償(火災、落雷、破裂・爆発)」に含まれます。
- ※2 「臨時費用」は、諸費用補償特約をお選びいただいた場合にお支払いします。
- ※3 保険始期日が2020年6月30日以前のご契約の場合の算出金額です。
「火災保険」と聞いて、真っ先に思い浮かべるのが火災ではないでしょうか。耐火性能が高い住宅が増えたことにより、建物の全焼事故の発生件数は減少傾向にありますが、依然として、全焼に至らない小火(ぼや)などによる被害が発生しています。ご自身で消火できる程度の小火が多いのですが、被害が小さくても、火災の事故においては、保険金請求の際に罹災証明が必要になります。そのため、消防署による消火活動の有無にかかわらず、必ず消防署に連絡をしていただき、罹災証明を取得していただきますよう、お願いいたします。プロフェッショナルの紹介
「火災保険 補償えらびのコツ」は皆様のもっと知りたいことを取り上げてまいります。「ここが分かりにくかった」「もっとこういうテーマについて掲載してほしいなど」、ご意見・ご感想をお待ちしております。